

- コンセプト -
私たちはワインを提供するだけでなく、日常にワインを取り入れてもらうことで、お客様の人生をさらに豊かにするようなライフスタイル提案をして参ります。 例えば、誕生日や特別な日だけでなく、毎日の皆様の食卓にも私たち熊本ワインが身近な存在になりたいと考えております。
熊本ワイン株式会社 代表取締役社長
熊本ワインの醸造を開始した当初のぶどう品種は、「巨峰」「マスカット・ベーリーA」の2品種でした。のちに「キャンベル・アーリー」「デラウェア」も加え醸造して参りました。熊本県内の山鹿地区、植木地区、菊池地区、益城地区、不知火地区、熊本市内と広範囲のぶどう産地との取り組みは、現在の“肥後六花シリーズ”の基盤となっています。また1999年には、山鹿市菊鹿町(旧 鹿本郡菊鹿町)で菊鹿町葡萄生産振興会を設立、契約栽培にも積極的に取り組んで参りました。
設立当初はわずか3軒の生産者でしたが2017年現在では総勢30軒の契約数となり、栽培面積も当初の3倍、約9ヘクタールとなりました。地域の方々とも一丸となり、良いぶどう作りに専念しています。収穫期の気温は、熊本市街地と比べると4~5°C低く、夜になるとぐっと温度が下がり、寒暖差がぶどうに良い影響をあたえます。さらには、年間2,000時間という恵まれた日照量と、18年間積上げてきた栽培技術を基に、味わい深いぶどうを収穫できるようになりました。
当社では、新鮮なタイミングでも、熟成したタイミングでも、それぞれの表情が美味しく楽しめるワイン造りを心がけています。
そのためには、“良質なぶどう”を“造り手の感性”と“ぶどう(素材)の個性を生かす”ことで「いつ開けても美味しいワイン」を実現します。年に一度の「ワイン醸造」は、その年に収穫された「ぶどうの個性」に合ったワイン造りを目指し、全精力をここにつぎ込みます。年月を積み重ね、ぶどうの樹の成熟とともに私たち造り手も成長してゆきます。
私たちは、これからも皆様に愛されるワイン造りの為、地域の方々と協力し目標に向かって挑戦し続けて参ります。